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ブロウアップヒデキが離れない

こんにちは。
先日歌手の西城秀樹さんが亡くなられました。
まだ63歳という年齢に加え、好きも嫌いも何も子供の時からもう無意識に刷り込まれている『ザ☆芸能人』な人が亡くなるというショックは地味に堪えるものです。
(2月の大杉漣さんの訃報もかなりきつかったです)
しかし自分の中の『西城秀樹』のイメージというのは断片的なものの集まりに過ぎなくて『YMCAの人』、『昔バーモントカレーのCMをやっていた人』だったり下手すると本人よりもモノマネをする別の人がぱっと浮かんでしまうくらいご本人、関係者そしてファンの方々には土下座レベルの大変失礼なものでした。
しかしここにきてニュースなどで流れる70年代の活動全盛期の映像を見たのですがそれらはみなとても強烈でした。無礼を承知でいうと『こんなに歌のうまい人だったのか』と。
デビュー前は岩国基地でバンド活動をしていただけあって(これも今回初めて知りました)スタイルや顔立ちのよさだけでは補えない技術のある人でなおかつ本当に華のあるスターだったんですね。
今回の訃報で改めて色々な音源や映像を見ていて特に気になったのが『ブロウアップヒデキ』なる70年代に公開されたドキュメンタリー映画。
もうタイトルの強烈さがまずドーンときたのですが(こういうネーミングに弱いんです)中身は今見ても充分見応えがあるステージパフォーマンス。
私は別にそんなにエンタメに詳しくもうるさいわけでもありませんがそんな私でもこれを見てしまうと今の技術や雰囲気でプロっぽく見せるのが上手いアーティストが腹立たしくなります。
この映画の映像はニュースで数分しか流れなかったのですが、もうタイトルと中身のインパクトが凄すぎて私のトレンドワードはしばらくブロウアップヒデキが続きそうです…

それにしても亡くなってからその人の偉業に気が付くって今も昔もあるあるな話ですが、私を含め人間は愚かな生き物だと思います。

スタッフ シバタ

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