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こんにちは。!!

じめじめした日が続いたと思ったら急に寒くなるなど、いま一つ天候が安定しない今日こ

の頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は先日から体調を崩し気味であります。

 

さて、秋といえば、読書の秋とも言いますね。

そこで、唐突ですが、私がおすすめの本を紹介させていただきます。

瀬尾まいこさんの「図書館の神様」という本です。

この本は私が高校のころ、とある課題のために手に取った本です。

内容はざっくりいうと、夢をあきらめて高校に国語の臨時講師として雇われた主人公の清

が、文芸部ただ一人の部員、垣内君と交流し、少しずつ成長していく物語。

この主人公の清、最初は何となく嫌な人で、スポーツ至上主義で文芸部の垣内君にスポー

ツを強要したり、パティシエの男と不倫したり、授業も適当にやったりと感情移入がしづ

らいのですが、垣内君と関わっていくにつれて、ものの見方や授業の仕方が変わっていく

様子がなんとも面白い。清が先生と生徒、という目線ではなく、人と人、といった感覚で

生徒と向き合っているのもなかなか面白いです。

文芸とか文学とかって何が楽しいの?と思っていた主人公が数々の作品に触れ、それを授

業で取り上げて、生徒たちと感動を共有する。とてもいいですね。この本の良さは、ちょ

っと手を出しづらいと思っていた文学作品を読むきっかけを作ってくれることです。

じめじめっとした題材なのに、とてもそれを感じさせない。

さらりと読めるのに、決して薄っぺらくない。読んだ後はきっと、自分を救ってくれる神

様のいる場所を思い出す。本を開いて旅をしたくなる。そんな本だと思います。

ぜひとも手に取ってみてください。

スタッフ☆くるみ